お客様から届いた
一通のハガキが
野菜の通販を始める
きっかけと原動力に
なりました。

手紙のイラスト

私たちが「農家」として
今できること
新鮮な野菜に「感謝」の思いを乗せて
皆様へお届けします

私たち田中家は祖父が始めた農業を3代にわたり受け継いでいます。私は父のもとで20年前から農業を始め、今から5年前(2016年)より田中家の農業を引き継ぐことになりました。これから先、若者の都市集中や少子化、農業のハードなイメージから、ますます生産者の減少が懸念される・・・。だからこそ、現代的な機械化を大いに取り入れ、作業の効率化を行うことでより生産量を増やし、これまでの農業のイメージを変えるのだ。そして、お客様が笑顔になってくれるような野菜をたくさん作ろう。そんな思いを胸に、ただただ毎年栽培面積を拡大すると共に出荷量を増やしつつ、美味しい野菜づくりの研究に努めて参りました。同じく5年前から、我が家でもっとも栽培歴が長く自信のある野菜「ほうれん草」の包装袋を新デザインに変更することにしました。包装袋の変更点は2つの文字情報を追加することでした。その追加情報とは私の「住所と名前」、そして「感謝」の言葉です。「住所と名前」の公開は皆様に安心して野菜をお召し上がりいただくために、誰がどこで作った物なのかを明確にしたかったからです。さらに「味と品質にも責任を持つ」という意思表明でもあります。そして「感謝」の文字。これは流通・販売にかかわるすべての方へのお礼の気持ちと、数ある野菜の中から手に取っていただいたお客様へ、ありがとう!の気持ちを伝えたい、という思いからでした。

農作業と野菜の包装袋

そんなある日、遠く名古屋の地から『こちらこそ感謝です』と記された一通のハガキが届きました。私たち、従業員一同、初めての消費者さまからの直接のお言葉に、やる気にみなぎり、感謝の念でいっぱいになりました。それからハガキをいただいたお客様と交流が始まり、天気予報で私の住む長崎県島原市が大雨警戒区域になった時、台風が九州を通過したとき、コロナで緊急事態宣言が出た時、いつも優しいお言葉のご心配のメールをくださいました。一袋の野菜から始まったご縁で、こんなにもあたたかい気持ちを繋いでいられるありがたさ。それからというもの、『感謝』と記された田中家の野菜は、人伝いに、この店にあったよ!ここでも見たよ!とハガキをいただいたお客様以外の方からも、全国のスーパーに並ぶ我が家の野菜の写真が送られて来るようになりました。人と人との大切な絆を作り出してくれた一袋の野菜。このご縁、この絆を大切にしたい。同じような縁や絆を日本中、世界中の人々に築いていっていただきたい。たくさんの縁や絆が世界にあふれ、世界が温かい感謝の気持ちで溢れる世の中になってもらいたい。日に日にそんな想いに包まれるようになりました。

田中家に届いた手紙

これまで、直接的な販売の話をもちかけられても、生産者にこだわり続けてきました。いままでのやり方を踏襲していても、全国のお客様に田中家の野菜は確かに届いている・・直接販売する必要はないと・・・。このままどんどん拡大に努めようと意気込んでいた矢先、突然コロナ時代が始まりました。観光産業の低迷、野菜価格の下落、不安で悲しいニュースが毎日のように報じられています。商売をたたむ人、農業をたたむ人、入院中の家族に会えない人、故郷に帰りたくても帰れない人。人々から笑顔が消えてゆく・・・。そんな時に、お知り合いの方や、従業員の方々が、コロナで会えない家族に、せめて美味しい野菜を送りたいので直接販売して欲しいというご相談がありました。もっと多くのこのような想いの方の力になりたいなという想いが芽生えていました。何とか、人々の食卓を明るくしたい。人と会えなくても、野菜で絆を繋いでいってほしい。人と人との感謝の絆を絶やしたくない。そんな思いで『感謝』と『絆』を胸に、人々の手元へ私たちの思いを乗せて直接届ける野菜の通販を始めることを決心し今に至りました。愛情いっぱい育てた感謝の野菜、『感謝菜』で、どうか笑顔の食卓で溢れかえりますように。心を込めてお届けいたします。人々と、人々の健康を育む野菜にも、感謝の心を忘れることなく・・・。今日も皆様がどうかご健康でありますように。

野菜に愛情をもって接する
信念のイラスト

絆園タナカの信念は
人々の笑顔を増やすことです
たくさんの人々の笑顔を思い描きながら
野菜作りに取り組んでいます

私達カントリーファーム絆園タナカが、大切にしている信念は、人々の笑顔です。職場での笑顔、食卓での笑顔、学校での笑顔、日常で溢れるたくさんの笑顔・・・。野菜を作る従業員、野菜を食べる日本中の人々、生産から出荷までに携わるたくさんの人々の笑顔を大切にしたいと思い、美味しいのはもちろんのこと、安心安全な野菜をまずは生産する自分たちが楽しく作り、食べてくださる人々のことを思い描きながら日々、丁寧に楽しく作業させていただいております。野菜の品種を選ぶ時も、自分たちが食べてみて美味しいと感じたものを選び、この美味しさを日本の食卓に届けたいと、ワクワクしながら取り組んでいます。

笑顔のスタッフ
絆園ロゴマーク

温かい絆をたくさんの人々と
築いていきたい・・
カントリーファーム絆園タナカの
由来をご紹介します

私達の名前の由来。『絆園』は、絆や縁を大切にしたいという想いを持った農園であるということ。『カントリーファーム』には、田舎ののどかな町から野菜を届ける、温かい笑顔溢れる農園であるということ。『タナカの感謝菜』には、感謝の気持ちを常に忘れずに、感謝の想いをふんだんに詰め込んだ野菜であるということ。そういう想いが込めらて誕生した名前です。どうか、たくさんの人々と、野菜を通じて、温かい絆を築いていけたらと心から思っています。

絆園のTシャツを着たスタッフ